思ったより、オベリスクがクリーンヒットしている自分を発見しました。
というわけで、見に行ってきましたよ!サヨナラノツバサ、3回目(あれ?
いや、実は2回目は震災の翌週に、日常に戻ろうキャンペーンとして見に行ったので、ちょっと感想まで書いてる心の余裕がなかったので。
もう1回見ておかなきゃ、もし明日なにかが起こったら悔いが残ってしまう、と自分を奮い立たせて観にいったので、爆発に飲み込まれる避難ブロックとか、廃墟になったアイランド1が、胸に痛かったです。
うん判ってる。二次元に体験もしていない現実を重ねて胸を痛めるのは、誰の得にもならないただの感傷です。
ただ、そういえばこれも非常事態の物語だったっけ、というのを再認識しました。
それでもその中でも活発にコンサートなど催されているのは、やはりリン・ミンメイの偉業が歌の価値を押し上げたせいかしら、なんて。
まあ、それはともかくとして、ようやく吹っ切れてきた3回目。
前2回のときは無かった、フィルムの一部がおまけについてきて、さらにお得感倍増です。
イツワリのとき劇場でもらったのは、フォルモに行く前の草原で、ジャイロスクーターをかっ飛ばす豆粒大のシェリル。
イツワリのDVDについてたのは、シェリルとアルトの指飛行機。
そして今回は、これは良いトライアングラーなあのシーンの、車椅子とシェリルの足元、でございました。
すべて、キャラの顔は出てないわりに見事にシェリル絡みのシーンばかりなのは運命?(笑
以下はネタバレと萌えと燃え全開で感想行ってみたいと思います。
書き始めたらなんか気持ち悪いくらい長くなってしまったので、とりあえず今回は総括と、W歌姫のTVと劇場版の対比についての感想に絞ってみました。
それでも十分長いけどな!
新聞連載時から、読みたくて読みたくてうずうずしていた、有川さん最新作「県庁おもてなし課」を、ようやく堪能し終わりました。
読み終わったその返す刀でもう一回、最初から読むとか言う、気持ち悪い読みっぷりだったんだぜ(笑
感想としては、なんていうかとにかく本当に。
有川さんは、本当に高知が大好きだなあ。
有川さんは、本当に馬路村も大好きだなあ。
有川さんは、本当に仁淀川が(以下略
そうだ、高知行こう。と言いたくなる仕上がりでした。
むかーし一度行ったきりなんですが、そういえば初めて見た太平洋は、高知からの眺めだったなあ。
作中にちらっと出てきた、市立か県立どっちかの動物園も行った覚えがあります。
なんか、頭から齧られそうなでかさのヘビが居たようなうろ覚え。
それにしても作家吉門氏が、有川さんの分身に見えてなりません。いや、誇張されてるだろうけど。
1ヶ月の価値とその取りこぼしについての会話を読んだときに、なんの疑いも無く
「これ、なんてノンフィクションだよ!」
と爆笑していたのですが、あとがき読んだら、ほんとにほぼ実話だったっていう…。
もちろん多分に誇張はされているのでしょうけど。
こういう美味しいネタを逃さない、有川さんの職業作家的抜け目無さは大好きだ。
主人公の掛水くんと多紀ちゃんに関しては、ちょっともやっとしたりしなかったり。
ふつーの人のいいお兄ちゃんと、ちょっと小回りの利くふつーの可愛いお姉ちゃん的造形なふたりなんですが、なんていうかね。
こんな理想的な普通の兄ちゃん姉ちゃんとか、いないよ(笑)っていう。
多紀ちゃんちょっと良い子すぎるのよー。もっと掛水くんを振り回してもいいくらいなのに。
でも、吉門氏を挟んでやっかみ合ってるとこは可愛かったです。
吉門家の人々の方が、いかにもキャラが立ってる感じで良いフィクション感でありました。
というか、清遠のおいちゃんが格好良過ぎるのよ。
なによその大胆さと抜け目なさと、そして絶妙すぎる立ち位置の距離感。
民宿きよとおには、是非いってみたいです。
そして吉門氏の、強気なへたれっぷりもちょっとツボ。掛水家でぐだまいてるところはちょっと可愛かった(笑
三匹のおっさんも、続編の連載が始まったそうで。
書籍にまとまるのが楽しみでなりません。ああ待ち遠しい。
って、その詳細を確認しに公認サイトに行ったら、図書館戦争文庫版への書き下ろし短編が寄稿されてた!
図書館戦争の文庫化に当たって、DVDの初回特典だったいくつかの短編+この書き下ろしを収録することにしたところ、いろいろ苦情とか諸々が紛糾した結果の措置らしいです。
曰く、DVD初回版を購入し、単行本を持っている人に、書き下ろし1本のためだけに文庫を買わせるのが心苦しいための措置であること、初回DVD持ってるけど、原作は文庫待ちだった人へのケアにはならないこと、特典小説を収録しない文庫を希望していた人には応えられないということ。ネット環境にある人に対してしかケアできないこと。そして、それらに対するお詫びの文章が添えられていました。
正直、やりきれない。
面白い物語を、提供してくれているだけでありがたい人に、こんな形で謝罪させるとか、なんなんだ。
というか、自分の好きな作家、こんなことで磨り減らせてどうすんの。
版権持ってるのは出版社であり、そもそもの権利は著作者にあるわけで、本当なら好きにしていいところを、こんなに気を遣わせてどうすんだよ。
文庫を短編のためだけに買えないなら、図書館にリクエストするでも人に借りるでもすればいいじゃない。
それともなにか。特典小説のレアリティが下がるのが嫌なのか。どんなわがままだ。
嫌なら、買わない、という選択肢が用意されてるのにね。
図書館戦争という作品に、思い入れがあるのか無いのか、どっちなんだと。
特典小説の文庫収録程度で文句言ってる人は、レーベルを変えての新装版が続々出てる作品とか、昔出した同人誌に加筆修正して出版された本とかも、無理なんだろうな。
ちなみに私は、たとえ内容が重複しても、どんな版も手元に置きたいコレクター派なので、そんな葛藤とは無縁です。コレクター派のくせに、レアリティにはあまりこだわらないしな(笑
有川作品はすべてハードカバーで買うことを決意してはいるけれど、持ち歩きやすい文庫落ちは大変に歓迎するところです。たとえ書下ろしがなくとも。
そして、金さえあれば、特典小説があろうとなかろうと、DVD購入に価値はあるし、ね。
あー、なんかもやっとするわ。
3月18日発売、ということで予定通り入荷されるかなーと危ぶんでいたのですが、翌19日に書店に行ってみたらば無事入荷されておりました。万歳。
ありがとう、出版社の方々。ありがとう、運送業の方々。
というわけで、乙女ノ祈りです。
内容から鑑みると、なかなか皮肉なタイトルでありますが。
カバーも乙女のどピンク。表紙は湯浅女子高校の乙女のみなさま。約1名乙女じゃない人も居ますが(笑
裏表紙は真砂子嬢です。だって乙女だから。
この真砂子はかーわいーなーお人形さんのようだ。
でも内容的に真砂子の見せ場ってそんなにあったっけ…?と思ったらば、ですよ。
大筋のストーリーは変わっていないのに、事件自体がぐっと複雑化して、真砂子嬢の能力がクローズアップされておりました。
彼女に見える霊と見えない霊。その辺りも、もしやこれから掘り下げられるのかしら、なんて期待も抱いたり。
麻衣が俄然活躍を始める区切りの話でもあります。女子高という、ある意味他の誰よりも麻衣に向いたこのフィールドが始まりというのは、ほんとに上手いなーと思います。能力を現し始めるのが、実に自然に見える。
そんな感じで、「乙女」たちの話だったわけですが。
この話って、シリーズ中一番、読み返しづらいんですよ。
なんていうか、後味悪くて。
一番、人間の嫌なところがクローズアップされてる気がします。次点は次の緑陵編かな。
事件を解決して、すっきり。というわけには行かない。なぜならそこに、壊れてしまった人がいるから。
死者が出てしまう先の話も、別の意味で辛いといえば辛いんですが。
旧校舎階段で、RSPKのエイジェント候補として麻衣と黒田さんの名前を挙げるとき、旧版では麻衣の名前を挙げるのをためらっていたナルですが、リライト版ではきっぱりふたりとも怪しいと言い切ってました。
そういう意味での、ためらいとか手加減をさっくり切り捨てた感のあるリライト版でのナルが、今回では、最後に犯人の名前をメンバーに告げず、内密に事を終わらせようとしている部分はそのまま残されていたのは、なんとなく深読みを誘います。
事が事だけにね、やっぱりナルにとって他人事じゃなかったのかしら、なんて。
あれで意外と英国紳士(byあのひと)らしいので、やっぱり虐げられた弱者に、止めを刺すのは本意ではないのかしらね。そういえば、黒田さんのこともぎりぎりのところでかばってたしなー(社会的な面で
次回はいよいよ、安原少年の出番です。
あー楽しみだー。リンさんもほぼ初めて、調査以外の仕事があるしね!(笑
というわけで、次回の裏表紙はこのふたりと予想してみる。
綾子の裏表紙登場は、最大の見せ場のある吉見家編かなー、なんて。>せろり嬢
記念すべき日です。
待ちに待った日です。
学校へ行くよりも早起きして、初回上映を見てきました。
マクロスF~恋離飛翼・サヨナラノツバサ
開演30分以上前、建物が開いた直後からの大行列に、席はあってもカウンターにたどり着く前に始まっちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、どうにか無事、予告編中にすべり込めました。
お一人様だと、席がほぼ満員でも良い席が取れるのが利点ですな。
内容は、一言で言うと、感無量。
マクロスの25年が、凝縮されたような、素敵な映画でした。
誰がどうサヨナラなのか、不安でたまらなかった見る前。今は、観てよかったと、心から思います。
というか、ぶっちゃけ現在魂抜かれ中(笑
公開初日ということで、内容に触れることは我慢しておこうと思いますが、とりあえず感じたことだけ箇条書き。
・しょっぱなから漂うフラグ感
・その右端のシェリルさんを下さい。
・花の暗喩がエロすぎる。
・「そんな男はやめておきなさいby兄」
・まさかのアルト姫艶姿。
・歌は、命
・なにその甘酸っぱい空気2連発。
・まさかのファイアーボンバー
・まさかのアルト姫艶姿その2。
・監督がドS。
・フラグ3連打
・そうじゃない。そんなんじゃない。足りないんだ。
・アイ君グッジョブ。
・これぞ真骨頂
・グレイス。
・ここにきてまさかのイサム
・私も信じてる。
とりあえず、期間中にもう1回は観に行きます。必ず。
学割は、良きものなり。