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2025/03/17 03:26 |
バチカン奇跡調査官
後期試験が来週に迫り、いろいろあっぷあっぷしております。
解剖学なんて、爆発しちゃえばいいのに。
まあ今までの積み重ねが物を言うので、あとはおさらいして臨むしか道はないので開き直る方向で行きたいところですが。

まあそうは言っても本屋へは、つい寄ってしまう習性は抑え切れません。
ストーリーセラー(単行本ではなく、元の競作中篇集(短編かな?)の方)の3巻が出ているのが、気になってしかたないのですよ。
1も2も、買ってないんだよなあ。
でも、パラ読みした限りでは大変面白いよ「作家的1週間(by有川浩)」
ちゃんと読みたい手元におきたいという欲求があるのですが、いかんせん収録された1篇だけのために800円は厳しい財政状況。
いや、他の方のも読めばいいじゃんと言えばそうなんですが。
きっと面白いんだろうなーと思いつついまいち食指が動かないので踏み切れない。
読める時間も冊数も限られてるなら、よだれが出そうになるものだけを読んでいたいという贅沢。
お財布と相談しつつ、しばらくは未練がましく在庫を確認し続ける日々な予感ですよ。

で、その代わりに買ってきたのが
バチカン奇跡調査官 -黒の学院 / 藤木稟
結局他のは買うんだ、というのは禁句で!
読書の衝動には逆らわない主義です。
久々の藤木作品です。
もうね、バチカンで、奇跡調査官って単語だけでノックアウトですよ。
併設されたカソリックの修道院と学院で起こる奇跡と、それを調査しに訪れたバチカンの調査官。
これぞ外連と呼びたい舞台設定は、やはり藤木さんならではだと思います。
奇跡と敬虔と傲慢と人の業、そして連続殺人事件。
薀蓄あふれるミステリは、楽しいなあ。
慣れ親しんだ朱雀シリーズの和テイストとは、打って変わってのキリスト教圏の物語ですが、上手い人はどんな題材でもいいものを書いてくる、という見本をみた気がします。
というか、この人の引き出しの多さは驚嘆に値すると思うのですよ。
このネタで、オチにそれを持ってくるとは正直想定外。
いい感じに予想を裏切ってもらえるのは、やはり読書の醍醐味ですね。
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2011/02/11 21:12 | Comments(0) | TrackBack() | 中の人

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