解剖学なんて、爆発しちゃえばいいのに。
まあ今までの積み重ねが物を言うので、あとはおさらいして臨むしか道はないので開き直る方向で行きたいところですが。
まあそうは言っても本屋へは、つい寄ってしまう習性は抑え切れません。
ストーリーセラー(単行本ではなく、元の競作中篇集(短編かな?)の方)の3巻が出ているのが、気になってしかたないのですよ。
1も2も、買ってないんだよなあ。
でも、パラ読みした限りでは大変面白いよ「作家的1週間(by有川浩)」
ちゃんと読みたい手元におきたいという欲求があるのですが、いかんせん収録された1篇だけのために800円は厳しい財政状況。
いや、他の方のも読めばいいじゃんと言えばそうなんですが。
きっと面白いんだろうなーと思いつついまいち食指が動かないので踏み切れない。
読める時間も冊数も限られてるなら、よだれが出そうになるものだけを読んでいたいという贅沢。
お財布と相談しつつ、しばらくは未練がましく在庫を確認し続ける日々な予感ですよ。
で、その代わりに買ってきたのが
バチカン奇跡調査官 -黒の学院 / 藤木稟
結局他のは買うんだ、というのは禁句で!
読書の衝動には逆らわない主義です。
久々の藤木作品です。
もうね、バチカンで、奇跡調査官って単語だけでノックアウトですよ。
併設されたカソリックの修道院と学院で起こる奇跡と、それを調査しに訪れたバチカンの調査官。
これぞ外連と呼びたい舞台設定は、やはり藤木さんならではだと思います。
奇跡と敬虔と傲慢と人の業、そして連続殺人事件。
薀蓄あふれるミステリは、楽しいなあ。
慣れ親しんだ朱雀シリーズの和テイストとは、打って変わってのキリスト教圏の物語ですが、上手い人はどんな題材でもいいものを書いてくる、という見本をみた気がします。
というか、この人の引き出しの多さは驚嘆に値すると思うのですよ。
このネタで、オチにそれを持ってくるとは正直想定外。
いい感じに予想を裏切ってもらえるのは、やはり読書の醍醐味ですね。
月が変わるまでは、一応自制してたんだ。一応。
シアター!(by有川浩)の2巻。
牧子さんが相変わらず格好良くてほれぼれします。なんであんな駄目っ子泣き虫に惚れてるんだ…!
勝負に出た今回、結末が気になってたまりませぬ。
そして気になってたまらないといえば、お兄ちゃんですよ。
金に厳しく常識に忠実でゴキブリが嫌いでパジャマの裾をズボンにinするお兄ちゃん。
なんていうか、この有能なのにずれてる感がたまらなくツボにはまってることに、この巻で気づきましたよ!
思えば有川作品でジャストに好みな男性キャラは初めてかもしれない…(普段は男性キャラ単品で意識すること自体があまりないので
自由人の集まりたる小劇団の、みんなのお兄ちゃんっていうか学級担任っていうか、むしろオカンだろう最近。
パジャマの裾をズボンにinはおっさんだと言われての一言。
「就寝中の見栄えを俺の体調より重視するような女と付き合うつもりは無い」
は、蓋し名言だと思います。一息で即答(笑
千歳嬢との絡みが微笑ましくてよろしいです。
お兄ちゃんがまったく意識してなくて気づいてないのがまた微笑ましい(笑
しかし、私の脳内ではすっかりお兄ちゃん眼鏡だったんですが、改めて口絵を良く見ると、普通の好青年っぽい顔でびっくりしました。眼鏡じゃなかった…!
しかし比較的恋愛色の薄かったシアター!ですが、水面下では色々あったのが判明してきた第2巻。
一応メインどころの牧子さんと千歳嬢ですが…なんだか上手く行くイメージがもてないのは何故だ(笑
上手くいくのかなーどうなのかなーこれからも現状維持よ☆的なオチで、あくまでも決着は劇団関係の決着だけで話が終わるのが、いちばん想像してしっくりくるのはどうなのかしら(笑
シアター!を読んだおかげで、なんだか無性に、いかにも「お芝居」という感じの映画が見たくなって、ツ○ヤに漁りに行ってきました。
今回のチョイスは「マジック・アワー」(by三谷幸喜)
決め手は、深津さんと佐藤浩市。
脇役陣まで豪華きわまりなく、妙にキャラが濃くて良かったです。オチが素敵。
こういうタイプの邦画は普段あまり見ないのですが、深津さん効果すごいよ!
深津さんは大変美しかったです。可憐だ…!そしてやっぱりエキセントリックな演技が似合うなあ。
彼女のお芝居は、抑えた役や等身大のものよりも、こういうキャラの立ったものの方が好みです。
まあ、最初がすみれさんだからしょうがない、か…(笑
棚に並んだ作品群を見ていて、ふと気づいたこと。
ずっと見てみたい見てみたい。いつか見る、と思ってる作品があります。
「それでも僕はやってない」と「誰も知らない」
それぞれ、痴漢冤罪とネグレクトの話ですが。
ここ数年、見たい見たいとは思いつつも、いつも受け止めきれない気がしてためらって先送り中。
そういえば昔すごく好きだった「告発」も、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も、今は見られる気がしない。
なんというか、ずいぶんとキャパが小さくなったもんだ、と思います。
気づけばこのところ嗜好がすっかりエンタメ系。
考えさせられるようなテーマが全面に出てくる作品は、敬遠しがちな今日この頃です。
他人の人生の重さなんて受け止めきれないよ。自分の人生で手一杯だ(笑
人間が書けている作品よりも、キャラクターが活きている作品に手が伸びます。
で、一緒に借りてきた、綾瀬はるかつながりの「ハッピーフライト」は、素晴らしく面白かったです。
スウィングガールズも面白かったので、期待してたのですが、裏切られなかった!
綾瀬はるかは本当にキュートだと思います。可愛いっていうよりキュートと表現したい感じ。
そして、チーフパーサー寺島しのぶが格好よすぎました。クレーム対応の極意を見た気持ちです(大げさ?
しかし、緊急時にはCAはサービス要員ではなく保安要員として行動する、というエピソードに驚いてみたり。
いや、よく考えたらそうだよね。CAとパイロットしか乗員居ないんだから。CAがしなきゃ、他の誰が保安するんだっていう話だ。
そりゃあCA、狭き門だよなあ、と納得。
綾瀬はるかが静かなブームなので、次は僕の彼女がサイボーグなアレでも見ようかしら。
でも、おっぱいバレーを借りる度胸が出ない自分が、ちょっと釈然としなかったり(笑
遅ればせながら、ようやっと見ました。
これにて、本編1巻分が終了したGOSICKアニメですが…。
どーすんだ、これ(笑
最後の謎解きでどうにか事件の体裁は繕われたわけですが…こんだけ色々すっとばしても成立させるのは、ある意味すごいのかもしれないけれど。
いや、正直アニメだけ見た人が、なにがどうなって起こった事件なのか、把握できたか不安です(笑
というか、第4話の予告…!
ここにきて、まさかの短編集ネタ…なのか?なんだよな?
ええええーじゃあそこで原作どおり初対面させて、そこから第1話でよかったじゃんかと(笑
短編集1巻を全部やって、それでラストの大エピソードに本編1巻を持ってくれば、1クール分綺麗にまとまったんじゃないのかな?
いや、それだとヴィクトリカの謎には欠片も迫らないわけだけど(笑
どうしてもどうしても、ヴィクトリカが可愛いうえに時代的なビジュアルが楽しいので、つい続けてみちゃうんだけどねえ…。
でもって、こちらも遅れに遅れていたレベルEアニメを、やっとまとめて見ましたよ。
いいなーいいよーレベルE。
原点というとやっぱり幽白なんだけど、作品的な面白さだけで言うとレベルEが一番かもしれない、なんて思ったりして。
OPEDの無駄な格好よさがたまりません。
王子の知能くらい無駄だと思うんだあの格好よさ。まあそこがいいんですが。
しかし贅沢な作りだなあ…。コミックス3巻分全部やるとしたら、2クールじゃ済まなさそうなペースじゃないかしら。
よもやまさか、第1エピソードに3話もかけるとは想定外。
小ネタの再現率の高さにはもう笑うしかないし(笑
どれかエピソード省くのかなーとも思ったけど、次はちゃんと漫画の話やるみたいだし。
小学生戦隊はOPに出てたしなあ。
あとは野球部の話と女王蜂ぽい星の人の話と最終話?まだあったっけ?(コミックスが手元にないって辛い
色々楽しみです。楽しみすぎる。
とりあえず予想の斜め上を子安声で聞けたので、もう満足はしてるんだけど(笑
またやってくれないかなーレベルE。
3巻で綺麗に納めたからこその完成度だってのは判ってるんだけど…!
なんだろう。読めば読むほど飢えてくるようなこの感覚(笑
2巻が発売されたばかりだというのに、次巻が待ち遠しくてなりません。
足りないー足りないよー読んでも読んでもSPR成分が不足するんだ(笑
こうなってくると、旧版を実家に置いてきてしまっているのが悔やまれます。年末に持って帰ってくれば良かった!
あまりに飢えてきたので、ここ数日GHサイト巡りに勤しんでおりました。
新旧取り混ぜて、結構あるもんですな。
熟成されたジャンルだけに、調査物の作品でも時々、おっ!と思うような作品に出会えるとうはうはしてしまいます。
まあ、あまりに出来が良すぎると「あれ?これ二次創作である必要なくね?」ってなるのが玉に瑕です(笑
もちろん特殊設定のキャラ満載のGHだけに、二次という形態でないと成り立たないものも多いのですが。
そんな二次創作の特性として、カップリングがあるわけですよ(やっと本題)
硬い調査物でも、十中八九はキャラクター同士の間に恋愛関係が存在します。それがストーリーに関わるかどうかはそれぞれですが。
で、傾向として95%が鉄板のナルぼっさまと麻衣なわけです。
まあ作品の設定上そうなるかなーというのももちろん判るわけですが。が。
なんだかこう、もやもやーっとしたものを感じるのでちょっと文章化してみようと思います。
となると、どうしてもシリーズ最大のネタバレのあの人に触れざるを得ないので、以下折りたたみ。
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